優しさの表現

こんにちは。杉田です。
しばらくお休みしていたセミナーを8月から再開することになりました。通常のパーソナルスタイリングサービスも受付しております。まだコロナの影響は完全になくなったわけではないので、少しずつスタートできればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします^^

最近は人の魅力をどうやって表現するのかに興味があります。今までは何となく感覚的な部分に頼っていたりしてうまく言葉に出していくのが難しかったのですが、人の魅力にどうスポットを当てようかと筋道立てて考えるようになりました。

つい先日30代男性のショッピングをさせていただいたので、今日はそのことを書いてみようと思います。

今回は奥様からの誕生日プレゼントとして、ご夫婦ともにいらしていただいたんですね。
始終感じたのは、ご主人の優しさ。休日は2人でドライブしたりお出かけしたりして、仲が良さそうなんですね。フラットな関係で、お互い遠慮もせず、かと言って強すぎる主張もなく、穏やかな空気が流れていました。

さて、優しさの表現ってともすれば少し野暮ったさが出てしまいがちなのですが、そういう時は優しさに何かを「+α」すると、優しさが素敵に際立ってくるように思います。

最初はスポーツテイストを加えたらどうかなーという案。動きやすい服がいいというのが第一希望だったのが理由でもあるんですが・・
スポーツテイストも色々ありますが、例えばスポーツエレガンスがコンセプトで、色使いやデザインに適度な遊び心があるラコステとか、グラミチというクライミングパンツを取り入れて見るのはどうかなと。

実際着てみるとこれは、悪くないけど・・という感じなんです。

ラコステは少しタイトな作りなんですが、彼が着ると少し窮屈な感じがします。サイズ的にもそうですが、雰囲気としてもゆったりしている方が似合いそう。余裕のある感じが彼の穏やかな雰囲気に合うんですよね。
グラミチのパンツはクライミング感が強いと彼には荒々しい感じに見えて(それが魅力的にうつる方もいますが)もっと知的な感じの方がしっくりきそうだなーという印象。

それでプラスαを「余裕」というキーワードにして考え直してみました。きちんとした雰囲気もありつつ、大人のリラックス感もある服ですね。
例えばシャツも襟付きじゃなくてバンドカラーのゆったりしたシャツとか、少しゆったりだけどストリート系のゆったりとは違うオープンシャツとか。
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パンツはトラウザー(一般的にはスーツの下に履くパンツの総称。きちんとしたデザインになっています)タイプのパンツを履くと、いい感じで落ち着きました。
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着た瞬間に「おっ!!」という驚きが感じられる服です。これは私はもちろん、着た本人も。

優しさを引き立てるためのプラスαは、今回は「余裕」だったけど、ポップとか重厚感とかクールさとか、色々あって、それを発見した時の感動をお客様と味わえるのが楽しいんですよねー

ご主人は最初はそこまで興味のある様子ではなかったのですが、最終的にはとても気に入ってくれた様子で嬉しいです。奥様もよかったと言ってくださって安心しました。
コロナの影響で久々にショッピング同行の機会をいただきました。本当にありがとうございました!

 

貴方が輝くファッションをご提案します。
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今日もブログにいらしていただきありがとうございます!

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