愛着のある服を持っていますか?
最近気になっているのがfoufouというブランドです。
実店舗はなくてネット販売ですが、試着会で全国を回るというイベントもやっているし、インスタや動画での商品紹介など、今の時代の新しい服やさんです。
online shop >> https://teshioni.com/collections/foufou
読み物 >> https://note.com/foufou/
新しい服やさんの形
「”健康的な消費のために”という姿勢で日本で服を作る」というキャッチフレーズが印象的でした。
デザイナーのマール コウサカさんの熱量のある文章は食い入るように読んでしまったし、販売されている服も魅力的。スタンダードだけど、個性があって、作り手の熱が感じられる服ばかりだからです。
広告を打つことはなく、すべて国内生産で原価率は50%を超える(多くは20−30%)、価格はワンピースで2−3万ほどというのも驚きです。
服の存在意義
愛着のある服、という表現をしばらく使っていないと思う。
それを着ると思わずニンマリしてしまうような大事な服をそう呼ぶとしたら、今の私のクローゼットには1枚もないかもしれない。
遡れば小学生の時に駄々をこねて買ってもらったラベンダー色のダウンは本当に愛着があってお気に入りでした。真夏でダウンが着れない時も眺めるだけで楽しかったし、毎日同じ服の繰り返しでも気にならなかったんですよね。
今は着易いとか、TPOに合わせて必要な服とか、似合っているかどうかとか、そういう視点で捉えることが多くて、愛着が湧く服という存在をすっかり忘れていました。あぁ・・大切なことを忘れていました。
「愛着が湧く服」の条件の中に、作り手の想いは必要か
作り手の想いは必要だと思っているんですよね。気のせいかもしれないけど、服を手にした時に温もりを感じる服があると思うんです。
それは縫製の丁寧さだったり、作り手がこだわったデザインだったり、そういうものが全体感として「温もり」として伝わるんじゃないかなーと。
foufouを購入したお客様の言葉を読んでいたら、「公園に行く時にわざわざお気に入りのワンピースに着替えて出かけることが楽しい」っていう感想があって、そういう服の使い方っていいなと思ったんです。
日本にはハレとケという考え方があるじゃないですか。着替えて公園に行くことはハレとまではいかないかもしれないけど、特別な日常を自ら作り出していくのは素敵な過ごし方ですよね。
ぜひマネしてみたいです^^
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今日もブログにいらしていただきありがとうございます。
愛着が湧くかどうかで服を選べば、むやみに服が増えることがなくなりそうです。