着易さと似合うの関係

本屋さんで「育ちがいい人だけが知っていること」というマナー本が平積みになっていました。このタイトルって、自分は大丈夫だろうか?と少しの不安を駆り立てるんですよね。思わず手に取ってしまいました・・

読んでみると、そうだよなーと納得することが書いてあるんです。気づかずにやっていたけど、実はマナーの1つだったということもありました。

例えばエレベーターで人が乗ってきたら「何階ですか?」と一声かけるとか、褒められたら「ありがとう+α(励みになりますとか)」と返答するなど、自分がしてもらったら嬉しいと思う内容です。

でも慇懃無礼な人がマナーが良いかと言えば、何か釈然としないし・・そこに敬意がないとダメなんですよね。
敬意や丁寧な行動をするにはどうしたら良いかと考えれば、それが自然とマナーに繋がるんだと思います。

これってつまり結果(マナー)だけを覚えるよりも、なぜそうなのかを考えると理解しやすいということだと思うのですが、服も同じような発想で考えられることがあるんですね。

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それは着易い服が似合っている服ではないか、という発想。

どういう形や素材が自分に似合うのかを、結果だけ覚えるとすぐに忘れちゃうじゃないですか。でもどうしてそれが似合うのか理由があれば覚えやすいですよね。その理由をダラダラと並べるとまた面倒ですが、単純に「着易いから」ということが似合う理由の1つになるんです。

例えばVネックが似合う人はバストが大きな人が多いですが、これもどうしてかと考えるとわかりやすいです。首の詰まったUネックの服だとバスト部分が窮屈で着にくいし、見た目にはバストが大きいというより単に太った印象になりがちです。首が大きく空いたVネックの方が着ていて楽だし、バストが美しく映えます。

生地が身体に沿って気持ちがいいというのも似合っている証拠です。身体の質感と合っているから動きやすいんですね。
例えば柔らかい生地は誰もが着易いと思いがちですが、逆に肌にまとわりついて動きにくく、見た目もくたっと寝巻きのような感じになって、だらしない印象になる人もいます。そういう場合はもっとハリのある(しっかりした)素材の方が着易くてスタイルよく見えます。

他にも、シャツを着た時に動きやすいのはサイズが合っている証拠。小さいと窮屈で動かしにくいのは想像できると思いますが、逆に大きくてもダブついて動かしにくいからです。

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もちろん、服にはデザインや色・組合せ(コーディネート)の問題もあるので、一概に着易いから似合っているとするのはちょっと強引ですが・・
あまり複雑に考えるよりも、単純で良いかなと思います。

逆に着にくいけど似合っているというのは、ほとんどないと言っていいかも・・。というより、着にくい服は似合っていても、結局着なくなるんですよね。やっぱり着ていて気持ちがいいと思える服が一番です^^

 

貴方が輝くファッションをご提案します。
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