小さなことの集合体こそがスタイルになる

コウケンテツさんのYouTubeが好きでよく見ています。レシピの紹介だけじゃなくて、朝ごはんをただ黙々と作るっていう動画もアップされていて、私はそれが一番のお気に入りです。

台所の使い方、材料を出して仕舞うタイミング、皮やパッケージゴミの捨て方、手際のよさ・・全てが参考になるんです。
パンツのポケットにぶら下げたタオルで頻繁に手を拭き、調理台も頻繁に拭き、常にキッチンがキレイ。作っている過程が美しくて、それを見るのが楽しいんですよね。

テレビで料理番組を見ていても万端に用意されすぎていて、普通に作る過程の美しさまでは伝わらないじゃないですか。こういう一つ一つの所作や、食材の扱い方に興味津々です。
きっとコウケンテツさんにとっては息をするようなことだと思うのですが、それが一番知りたい部分なんですよね。

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私の毎月のルーティンの1つが、月に数回の本屋さんでの雑誌一気読みです。
その中でもGINZAという女性誌が好きです。いろんな人の服へのこだわりやルールを紹介していたり、ファッションのルーツを特集したり、ファッションへのアプローチの仕方が独特なんですよね。
よくありがちな、カタログ的(流行の服の紹介)になっていないところが好きです。

今月号も色々な人のファッションにまつわるインタビューが載せられていました。
小物は全部黒にしてるというこだわりから、好きなものは多少高くても買うけど普段は無印で十分という境界線の引き方、気に入っても色違いでは買わないという買い物の仕方までいろんな人の考え方が写真とともに掲載されていて、だからこの人はこんなファッションをしているんだなと伝わってきます。

「これを着たらどうですか?」というような提案ではなくて「私はこう着ます。」という紹介なんですよね。女性誌も変化しているなと実感するし、個性という言葉も当たり前すぎて強調されることがなくなるのだろうかと思うほど。

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私は人となりが伝わるような服装がファッションの醍醐味だと思っているのですが、特に大きなこだわりじゃなくても、息をするようにしていること・小さなことの集合体のようなものがファッションそのものではないいかと思うんですね。ものすごく大きな括りで捉えると、ですが。

一見くだらないような、例えばハンカチは布よりもタオルハンカチにしてるとか、シャツのボタンは全部留めるようにしてるとか、トートバッグが使いやすいからバッグはそればかりとか・・身に付けるものではあるけどおしゃれとはちょっと違う、自分がなんとなく心地よくてやっている一つ一つにもその人らしさが滲み出るのかなーと。

そういう部分の感覚をもっと研ぎ済ましていきたいと思います^^

 

貴方が輝くファッションをご提案します。
今日もブログにいらしていただきありがとうございます!

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