想いの強い部分にスポットを当ててスタイリング

こんにちは。杉田です^^

お客様のスタイリングをするとき、会ったときの印象や実際に話してみたときのエピソードをもとに、どの部分にスポットを当てるのかを考えます。
外見的特徴にスポットを当てるのもよいですが、「今頑張っていること、やりたいこと」にクローズアップするファッションの方が、よりその人らしさを際立たせることもあると思っているんですね。

外見の印象に合わせてもパッとしない場合がある

以前いらしていただいた知的なメガネ美人のお客様。誰かに似ていると思ったら、アナウンサーの唐橋ゆみさんに似てました。ご本人が自覚しているかどうかはわからないですが、どことなく色気を感じさせます。

一方でどうしようかと迷っているような感じ、それが今回いらしていただいた動機でもあったのですが、ちょっと大人しめのファッションがもったいない感じもあったんです。
当初はせっかくの外見を活かして「知的でフェミニンなファッション」がよい思っていたけれど、実際にショッピングで試着していただくと、何故か柔らかな女性らしいワンピースだとお客様の良さが出ない。ほのかな色気を感じさせたいのに、パッとしない印象になってしまうんですね。

きっとスポットを当てる部分を間違えているんだと思い、すぐに方向転換することに決めました。

第一印象とのギャップ

思えば、カウンセリングでは子育ての話、仕事以外のお出かけ服が少なくていつも出かける時に困る話など色々伺いました。そして今は子育てがメインではあるけれど、独立して仕事をしており、もう少し仕事も頑張っていきたいという話も伺いました。

カウンセリング中ではお仕事だけでなく、満遍なくいろんな話を伺っていたのでわかりませんでしたが、実は「仕事」にスポットを当てるべきだったと気づいたのは、実際に服を着ていただいてから。

お似合いになった服はどれも少し個性もあって強さのある服。メンズライクな服ではありませんが、エレガンスやフェミニンといった雰囲気からは少し離れるものでした。(とは言っても、完全に外見を無視してスタイリングすることはできないので、その要素は必要ではありますが・・)

試着するときも仕事で着れるかどうかを常に気にしていらっしゃいました。
その情熱は華奢な外見からは想像できなくて、第一印象を良い意味で裏切ってくるんですね。

身体のラインを綺麗に見えるパステル系のワンピースより、デザイン性が強い強い色のワンピースの方がしっくりくるんです。

外見的特徴で考えると、お客様はパステルカラーの方が似合うし、いわゆるエレガンス系のモテ服も似合うんですが、実際に着るとそれだけでは物足りない。
そのギャップがお客様の魅力の1つだなーと思うんですね。

新しい角度で見ると、新しい発見がある

外見がどんなに可愛い感じでも、内面に強さを持っている方は強めの服が似合います。内面に通じるものがあると、外見の特徴を超えて似合う服があるんだなーと思うんですね。

服選びも外見だけでなく「内面に通じる服」という基準で服選びをすると新しい発見があります。マンネリを感じてきたら、こんな風に探してみるのもよいかもしれません。

 

貴方が輝くファッションをご提案します。
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