シルエットから考えるおしゃれ

こんにちは。杉田です。
最近妹から「仕事用の春服を選んでほしい」と頼まれまして・・かなりタイトな予算の中で私が実際に試したスタイリングの方法です。

メルカリ利用が大半を占めるイレギュラーな買い方ですし、保守的で失敗はしませんが冒険はありません。でも、必要な服は揃って、似合う服が選べるという買い物。

昨日書いた「おしゃれ感覚の鍛え方」の具体的方法(シルエットと色合わせ)が説明しやすいので、ブログに書いておこうかなーと思います。

まずはシルエット決めから・・

最初に全体シルエットを決めると、洋服が絞れて選びやすくなります。

彼女の場合はお尻やモモに贅肉がつきやすいタイプなので、上半身は比較的華奢ですがお尻が大きい。なので、フレアスカートなど裾広がりのスカートは体型にぴったりフィットするんですね。
例えばフレアスカート&リブニットの組合せで作る「Aラインシルエット」が一番失敗のないコーディネートに仕上がります。

そもそもシルエットって何?

身体のシルエットには4つの種類があるんですね。アルファベットの文字で表現します。 Xライン、Yライン、Aライン、Iラインの4つです。

太っている・痩せているというよりも、もともと持っている骨格や筋肉や贅肉のつき方で決まることが多いです。痩せるとその特徴が薄まるし、太ると顕著になります。

下半身が太りやすい人はAラインの人が多いし、肩と腰が張っている人はXライン、上半身にボリュームがあってお尻が小さめの人はYライン、ウエストとヒップの差が少ない人はIラインの人が多いです。

邪道かもしれませんが、私は銭湯に行っていろんな人の身体を見て、判断できるように訓練しました・・

それで、自分に一番似合うシルエットというのは自身の体型と同じシルエットラインです。服を着るというのは「身体を服でラッピングする」と考えると分かりやすいかもしれません。

例えば、四角い箱を丸くラッピングするのは大変ですが、四角くラッピングすれば簡単できれいな仕上がりになります。服を着る時も同じで、自分の体型と洋服のシルエットを同じにすると無理なく自然にスタイリングできます。

先ほどの妹の場合に戻ってみると、彼女は典型的なAライン体型なんですね。なので、コーディネートもAラインで仕上げるのがベストというわけです。

スタイリングはボトムから

スタイリングの土台になるのは、ボトムの形だと私は思っています。ボトムがうまく選べると、その先のトップス選びがどんなに楽になるか・・

なので、まずは自分の体型に合うボトムから探すというのが簡単な方法だと思います。
IやYラインの人はタイトスカートや細身のパンツ、XやAラインの人はフレアスカートやタックパンツが似合いやすい。要は自分のウエスト〜ヒップ〜モモの形に合った服を選べばよいんですね。

時間もないし、失敗もしたくない!
そんな時は同じブランドで揃えるとよいです

今回は予算の都合で、大半をメルカリで購入するという方法に出ましたが、一か八かで買うようなことはしません。確実な方法で狙います。

今回はきれいな大人のお姉さんが体現できるノーリーズというブランドですべて購入することに決めました。このブランドには毎年定番で作っているリブカーディガンがありまして、流行にもほとんど左右されないアイテムなんですね。カーディガンとしても、ボタンを閉じればニットとしても使えて便利な1枚です。

同じブランドで揃えると、上下バランスよく整うので失敗がないんです。
洋服を買うときは、全てをバラバラのブランドで揃えるよりも、軸になるブランドがあって、違うブランドを数点混ぜるという方法が一番素直でバランス良く揃います。

妹とのショッピングはノーリーズでリブカーディガン1枚を購入して終了。サイズや着心地、実際に着て生活したらどうかなどを確認するためです。スカートも1枚購入したかったのですが、今年はフレアスカートの展開がなかったので、ウエストサイズだけ確認。

残りはメルカリやゾゾタウンで購入

購入したリブニットが気に入ったので、色違いをメルカリで3枚購入しました。販売年が違うと微妙にボタンやリブの感じが違いますが、大体の雰囲気は同じです。
白・黒・ターコイズ・ラズベリー。

スカートは、手持ちスカートは無地が多いので柄物を中心に。同じ印象にならないように、素材やボリューム感を変えて2枚。
あと、去年試着して気に入ったのに、予算の関係で諦めたレースタイトを発見して・・色違いだったけど白も購入しました。

仕上がりはこんな感じです。色合わせがポイント!

実際に届いた服を組合せてみます。どれを合わせても大丈夫ではあるのですが、色合わせで、着ている人が可愛く見える組合せがあるんですね。

彼女の場合は顔立ちがはっきりしているので、少し派手?!くらいの方が似合うんです。ちなみに天然系の性格。性格や雰囲気もスタイリングに大きく関わるので、気にします。内面に共通するものがあるとより似合うんですよね。
というわけで、あまり画像よくないですが簡単な写真を撮ってみました。

まずは1枚めのスカート。このスカートは黒カーディガンを合わせてもカッコいいんですが、彼女が着ると落ち着いてしまってイマイチ。柄スカート+色カーディガンを合わせて、少し盛り気味にコーディネートする方がいいみたいです。

 
2枚目は白レースタイト。白同士の組合せは目立つし人を選びますが、妹には似合ってたなー。白と黒の合わせは、落ち着きすぎかと思ったのですが、髪を巻いたり手持ちの手持ちのピンク靴と合わせれば可愛いねということで採用。逆にターコイズやラズベリーは、女っぽさが強すぎて彼女には似合わなかったです。
これはAラインシルエットではないですが、ヒップに余裕があって試着した時もよく似合っていました。自分の身体のシルエットと違うアイテムを買うときは試着が必須です。

 
3枚目の花柄スカートは1700円という価格なのに、一番良かったと思う。花柄が引立つ黒カーディガンが一番いい。ターコイズもよかった。ラズベリーはこのスカートと合わせると南国のような雰囲気になって、旅行ならいいけど仕事だと派手すぎということで却下。白はスカートとのトーンが合わないので却下。

似合っていればワンパターンでも大丈夫

今回の買い物はスカート3枚に、リブニット4枚。スカートは1枚平均5000円くらい。ニットも1枚平均4000円ほどです。
トップスが全部同じなんて・・と思う人には、この買い方はお勧めしませんが、メルカリを上手に利用したい人、いろんな組合せをするのが面倒だなーという人にはいいかもしれません。

ただ実際着てみると、意外と同じ雰囲気にならないんです。ボトムにバリエーションを持たせたり、色合わせを吟味したり、1つ1つ似合うコーディネートに仕上げれば、ワンパターンよりもいつもキレイに着ているなーという印象の方が勝つんですね。

服を選んだり、組み合わせを考えるのが面倒だという人にも参考になるかなと思います。

ちなみにショッピング同行サービスでメルカリなどの中古サイトから服を選ぶことはしておりません。失敗しても責任が負えませんので・・すみません。
実は今回も1枚スカートの失敗がありまして、改めてメルカリで売ることになりました。余談ですが・・

 

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今日もブログにいらしていただきありがとうございます!

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