服はあるのに着るものがないのはなぜ?

こんにちは。杉田です。
クローゼットに服が沢山あるのに着るものがない、というお悩みはよくあるご相談の1つです。

先日お会いしたお客さまのご相談も「服は沢山あるけどいつも同じ服になってしまうので、着ていない服を復活させたい」ということでした。
それで服を買うのではなく、家にある服を使ってコーディネートを組んで欲しいというご希望です。

今回はファッションカウンセリング+コーディネートレッスンのプランで、そのシーズンに着る20パターンほどの組合せをご提案させていただきました。ありがとうございます^^

さて服があるのに着るものがない時って、買いっぱなしになっていて持っている服と合わせていないからという理由が1番多いんです。ですがお客さまにしてみたら、どう合わせていいのかわからないというのが本音だと思います。
同じ悩みを抱えていらっしゃる方もいると思いますので、今日はこの解決方法をご紹介していきます。

とりあえず合わせてみる

と言っても魔法のような方法はなくて、これはトレーニングのようなもので、わりと地道です・・

もちろん最初から得意な人はいるかもしれませんが、だいたいの場合は経験値の差だと思っています。マネしたり失敗したり、試行錯誤をした数が多いほどできるようになってきます。

例えば、私は今もやっていることですが・・
スカートを1枚買ったら、とりあえず持っているトップス全てと合わせてみます。合うかどうか考えるのではなく、機械的にひたすら合わせてみるんですね。
ただ洋服単体をぼんやり眺めて頭で考えるより、断然わかりやすいからです。予想外のコーディネートができることもあって、意外な発見もあります。

こんな風に床に並べたコーディネート写真もよく見ますが、これでコーディネートを考えると失敗することも多いのでオススメしません。
服を床に並べた写真

というのは、服同士のバランスはチェックはできますが、あなた自身の体型や雰囲気に合わないと素敵に見えないんですね。なので、必ず着て確認するのポイントです!
これって、雑誌やマネキンのマネをしたけど、おしゃれに見えないというのと同じ理由ですね。

楽しいかどうか。そうでなければセット買いを!

このとりあえず合わせてみるというトレーニングが、私の場合は楽しいのですが、苦痛な人も多いですよね。
これが楽しいか楽しくないかというのが、おしゃれが好きになるか苦手になるかの分岐点かもしれません。

それで、このトレーニングをしたくない人はどうしたらよいかというと、割り切ってセット買いがオススメです。
買うときに上下セットで購入して、あらかじめセットで持っておくと割り切ることがいいです。(セットアップを買うという意味じゃなくて、トップスとボトムをコーディネートした状態で購入するという意味です)

手持ち服があるなら、それを持参して買い物に行くのもいいです。それに合う服を探せば、また1つのセットが完成します。
「これに合う服を探しています。」とお店の人に自分の服を見せて相談するのがいいです。相談するときは、その店員さんの雰囲気や着ている服が好きな人だと、言葉にならない感覚を理解してもらいやすいです。

とにかく服は組合せした状態がないと着れないので、どういう方法であれ、なんとか組合せを作ります。
女性ならワンピースしか着ないという選択肢ももちろんありで、実際にそういうお客さまがいらっしゃったのですが、その割り切りが清々しかったです。

あとは、パターン化ですね。ボトムは黒しか買わないとか、自分なりに法則を作って、コーディネートの幅を狭めることで組合せが楽になります。
パターン化については、また別記事で詳しく書いてみようかな。

コーディネートトレーニングは頭を使うというより、ひたすら着たり脱いだり繰り返すだけです。考えるより慣れろということで、ぜひやってみてくださいー^^

 

貴方が輝くファッションをご提案します。
ファッションセミナーもお気軽にどうぞ。(10月は12,20日)
今日もブログにいらしていただきありがとうございます!

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