服の買い方~どこで買うか

服を買うならどのお店で買うか悩む前に、どの建物に行くのかを決めるのが実は大事。

建物というのはつまり、百貨店か・駅ビルやファッションビル(ルミネ、パルコや丸井など)か・イオンなどのショッピングモールか、という選択肢になります。
それぞれの建物に入っているお店に共通点があるので、ある程度絞れるんですね。


まずは百貨店から。
○価格帯・・パンツ1本の値段で比較することにしますね。主な価格帯は12000~20000円くらい。最低でも10000円くらい、上はハイブランドを見れば10万越えのものもあります。
○テイスト・・お仕事用やフォーマルにも対応できる服あり。ほどよくトレンドを取り入れた、きれいめカジュアルも豊富。最先端のトレンドファッションを扱っていることも多いです。(地方では売れないせいか、最先端のファッションは取扱いがないことも多いです)
○サイズ・・小さいサイズ~大きいサイズまで揃っています。
○メインターゲット層・・30代~。


次は駅ビルやファッションビル
○価格帯・・パンツ1本あたりで。フロアによってターゲット年齢が違っていて、10~20代のフロアなら4000~15000円くらい。20代半ば~40代のフロアなら7000~15000円くらいでしょうか。メインの価格帯が1万円前後です。
○テイスト・・最先端というよりも、取り入れやすくておしゃれに見える感じのトレンドのある服が多い。お店によってカジュアル寄り、きれいめ寄りと特徴はあるものの、全体的に若々しく20~30代がメインです。
駅ビルは地域によっては40~50代向けのお店もあり、百貨店では置かないような個性のある服を探すこともできます。そういう服は百貨店よりも少し安いか同じくらいの値段です。
○サイズ・・S/M/L。お店によってはS/Mのみの場合も多い。Lサイズがあるお店は少なめ。
○メインターゲット層・・20~30代


最後はショッピングモールです。
○価格帯・・パンツ1本3000円~10000円くらい。メインの価格は5000円前後です。ファストファッションや4000円前後で買える価格帯のお店が多くあります。
○テイスト・・ショッピングモールのメインのお客様は家族なので、気軽に着れるカジュアル服が多いです。トレンド性は低く、かなり浸透した服がメインです。サイズ展開はあまりなく、その分値段を安くしている。多くの人が着れるように少しゆったりしたデザインも多い。
海外のファストファッションは海外のものなどは縫製や生地などはイマイチだが、トレンド性は強い。入学式などに使うフォーマル服も、手頃な値段で取り扱っている。
○サイズ・・1サイズのみのお店も多い。ユニクロや無印、デニムショップなどが入っていることも多いので、S~LLサイズもあり。
○メインターゲット層・・10~50代


基準は服に何を求めているのかですね。
例えば、20代でカジュアルな仕事服が欲しいなら百貨店よりもファッションビルの方が豊富にあります。40代で仕事服が欲しいなら百貨店がいい。ショッピングモールは手頃な値段で普段着を欲しいときにオススメです。汚してもすぐ洗えるものも多く、ママ服を買うのにもオススメ。お客様の人数が多いので、店員さんがマンツーマンでつくことが少なく、接客が苦手な人にもいいと思います。

トレンド性という指標でみても面白いです。
トレンドにどれだけ敏感かという指標がありまして、

    1.イノベーター(新しいものをどんどん取り入れる)・・百貨店のハイファッション
    2.アーリーアダプター(価値観は一般よりだが、流行に敏感)・・ファッションビル・ファストファッション(ZARAやH&Mなど)
    3.アーリーマジョリティ(流行に慎重だが、比較的早めに取り入れる)・・百貨店のOLブランドなど。ファッションビル
    4.レイトマジョリティ(新しいものに懐疑的)・・ショッピングモール、百貨店にある伝統を大切にしているブランド
    5.ラガード(保守的)・・ショッピングモール、

という順番になっているのですが、自分がどのあたりにいるのか考えるのもよいと思います。

値段が最優先という場合は、ショッピングモールがNO.1です。

こんな感じで、どの建物に入るかというだけで、ある程度置いている服が決まっているんですね。だからスタートを間違えると隈なく探してもお目当ての服がみつからない!!なんてこともあるわけです。

ぜひ買い物に出かける前に、どの建物に行くか。ということを考えてみてください^^

今日もブログにいらしていただきありがとうございます!

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